アプリケーション起動時にUIApplicationクラスがNibファイルを読み込みます。
Nibファイルとは、インターフェースビルダーで配置したボタンやラベル等の属性が記録されたファイルのことです。(インターフェースビルダーはXibファイルを作成しますが、ビルドすると最終的にアプリケーションフォルダ(・・・.app)にはNibファイルができます。)
その後、Nibファイルの情報をもとにそれぞれの部品(ボタンやラベル等)のメモリ確保、初期化等を行います。この時呼出されるのがallocとinitメソッドです。
さらにその後、Nibファイルの情報をもとにしてそれぞれの部品の属性が設定されます。属性とは、例えばラベルのタイトルとか、フォント等の各種設定のことです。
最後に、それぞれのクラスのawakeFromNibメソッドが呼出されます。
このような感じでアプリケーションの初期化処理が行われます。
Windows上でC++、C#でプログラミングを行う時は、各クラスのコンストラクタとLoadedイベントで初期設定を行いますが、iPhoneではコンストラクタがinitメソッド、LoadedイベントがawakeFromNibメソッドに相当すると考えると覚えやすいかもしれません。
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