2013年3月1日金曜日

Cabochaを呼び出す[mac]

(この記事はiphoneではなく、[mac]のみ対応です。)

日本語の構文解析ツールにCabochaというものがあります。
CabochaにはC言語から呼び出す為のAPIが用意されています。
C言語用のAPIですが、もちろんObjective-Cからも呼び出すことが可能です。

Cabochaがインストールされていることが前提ですが(インストール方法は他のサイトでいろいろ出てきますので・・)、その利用方法はまず、コマンドラインから次のコマンドを入力します。

cabocha-config --cflags

上記でCabochaヘッダのインストールパスを取得できます。
私の環境では

-I/usr/local/include

となりました。
ヘッダのインストールパスをxcodeのBuild Settingsの[SearchPaths]の[Header Search Paths]ところに設定します。その際、-Iは不要なので「/usr/local/include」と設定します。

これでCabochaのAPIを利用する準備ができたので、あとは利用するソースからヘッダを引き込む為に

#import "cabocha.h"

を書き、以下のようにすればCabochaが呼び出せます。



const char *p = [@"これは日本語のテストです。" UTF8String];
const char *result;

// Cabocha起動
char *argv[] = {"cabocha", "-f1"};
c = cabocha_new(2, argv);
result = cabocha_sparse_tostr(c, p);

NSString *strResult = [NSString stringWithCString:result encoding:NSUTF8StringEncoding];
cabocha_destroy(c);



cabocha_newの1番めの引数はargvの要素数を設定します。


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