2012年7月6日金曜日

Apple Developer登録の更新方法

アップルのデベロッパー登録は、1年ごとに更新する必要があります。

毎年やる度に試行錯誤することになってしまうので、備忘録として記録しておきます。

各種証明書の概念はこちらの説明に譲るとして、以下の流れで各種証明書を更新する必要があります。



1. アプリケーション→ユーティリティにあるキーチェーンアクセス.appを起動し、「iPhone Developer」証明書と「iPhone Distribution」証明書を削除する。(ログインタブとシステムタブにあります。念のため削除後に検索バーから「iPhone」で検索をかけて旧い証明書が検索されないか確認する。旧いのが残っていると、後でビルド時に証明書関連のエラーが出て時間を浪費することになるので注意。)

2. 「キーチェーンアクセス」→「証明書アシスタント」→「認証局に証明書を要求」後、「ユーザーのメールアドレス」、「通称」を入力、(「CAのメールアドレス」は空でも良い)要求の処理に「ディスクに保存」をチェック、「鍵ペア情報を生成」はチェック無しで「続ける」をクリックし、「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」証明書をデスクトップに書き出し。

3. アップルのデベロッパーサイトを開き、Certificatesから「Request Certificate」をクリック。


4. 画面下部の「ファイルを選択」をクリックする。


5. 2で書き出した証明書ファイルを選択し、「submit」ボタンをクリックする。

6. 証明書の「Status」が「Pending」になるので、他のタブ(Distribution等)を選択後、適当な時間待ってから「Development」タブを選択する。

7. 「Status」が「Issued」に変わり、「Download」ボタンが押せるようになっているので、クリックして証明書(ios_development.cer)をダウンロードする。


8. ダウンロードした証明書(ios_development.cer)ファイルをダブルクリックする。(キーチェーンアクセス.appで新しい有効期限の証明書になっていることを確認する。)

9. 「Distribution」タブをクリックし、「Revoke」をクリック。確認画面で「OK」を押して期限切れ間近(または既に期限切れになっている)Distribution用証明書を削除する。


10. 「Request Certificate」ボタンが押せるようになっているのでクリックする。


11. 「ファイルを選択」をクリックする。


12. 2で書き出したファイルを選択し、「submit」ボタンをクリックする。

13. 証明書の「Status」が「Pending」になるので、他のタブ(Development等)を選択後、適当な時間待ってから「Distribution」タブを選択する。

14. 「Status」が「Issued」に変わり、「Download」ボタンが押せるようになっているので、クリックして証明書(ios_distribution.cer)をダウンロードする。


15. ダウンロードした証明書(ios_distribution.cer)ファイルをダブルクリックする。(キーチェーンアクセス.appで新しい有効期限の証明書になっていることを確認する。)

16. 以上で終了です。App IDとDevice IDは変更する必要はありませんが、プロビジョニングプロファイルは再作成&ダウンロードする必要があります。